あなたは本を読んで「あぁ、良かったな」で終わってませんか?これは、読書だけに限らないですが、人間は忘れる動物だと、ほんと忘れずにいたいものかなと。
あなたは、本に線を引く人? 引かない人?
自分は、本を読む人って、極端に分けると二種類の人がいると思っています。ひとつ目は「寵愛(ちょうあい)系」の人。『大好きな本に、線を引くなんてもってのほかだ。とにかく本Love。』というタイプ。それで、ふたつ目は「道具系」の人。本を完全に、投資の為の道具と捉えて、『本は汚してなんぼ。線を引き、余白に文字を書きまくれ。風呂場でも読むべし。』というタイプ。
まぁ、極端ですけど、大別するとこの二種類かなと思います。
自分は、本そのものも好きだし、本屋さん自体も好きなタイプなので、昔は寵愛系でしたね。読書の習慣がついたころ「本に線を引くか引かないか」、かなり葛藤しまして(笑)、結局「はじめの2年間は線を引かなかったけど、それ以降は本に線を引く」ようになりました。その考え方が変わった「きっかけ」は、熊谷正寿さんの『20代で始める「夢設計図」』の影響なのですが、非常に良い事が書いてあると思うので引用させて頂きます。(本もぜひ読んでみて下さい)
自分はこの記述をみて、「なるほどなぁ、たしかに」と、思いましたね。野村克也さんの『先入観は罪、固定観念は悪』という名言がありますが、変なこだわりは捨ててみようかなと思いましたね。
本に線を引く・引かないは、正直どっちでも良い
自分は、今は本に線を引く派ですが、正直「線を引く・引かないはどっちだっていい」と思うんですよね。フセンを貼るのも効果的ですし。本質的には、本のエッセンスを吸収するために、自分に合った方法を実践する事が大事だと思います。
(ちなみに、勝間和代さんや小飼弾さんなど、驚異的な速読ができる人は線を引かない人が多いようですね。)
やり方は人それぞれで良いと思うのですが、ごく一般的には、寵愛系で行くよりも、ある程度わりきって道具系で行く方がエッセンスを吸収しやすいと言えると思います。
関連して、自分は本に限らず「メモ魔」になった方が良いと思うんですよね。人間ってすぐ忘れちゃいますから。本当に大事な事は心に刻むべきだと思いますが、基本的にはメモなどの記録をドンドンとると良いかなと思います。
さて、次のページでは自分なりの「読んだだけで終らせない」方法をお伝えしようと思います。