【本】すべての「個人」に役立つ名著!『経営者の条件』P.F.ドラッカー(著)


ドラッカーの本といえば、『マネジメント』をはじめとして、経営者や組織で働く人に役立つ著書が多いが、この本はフリーランスなどの「個人」を含めた、すべての「働く人」に役立つ名著と言える。

 

特徴を一言でいうと

成果をあげる能力は修得できる!

 

目次

序章 成果をあげるには

第1章 成果をあげる能力は修得できる

第2章 汝の時間を知れ

第3章 どのような貢献ができるか

第4章 人の強みを生かす

第5章 最も重要なことに集中せよ

第6章 意思決定とは何か

第7章 成果をあげる意思決定とは

終章 成果をあげる能力を習得せよ

 

経営者の条件というタイトルからは、想像できないかもしれないが、いわゆる普通のサラリーマンにも、非常に役立つ本となっている。ドラッカーの著書の中で「個人」にこれほど焦点があてられた一冊は、他に無いのではないか。

 

ピックアップフレーズ

なされるべきことを考えることが成功の秘訣である。これを考えないならばいかに有能であろうとも成果をあげることはできない。(P3  序章より)

 

私の観察では、成果をあげる者は仕事からスタートしない。時間からスタートする。計画からもスタートしない。時間が何にとらわれているかを明らかにすることからスタートする。 (P46)

 

成果をあげるには、自らの果たすべき貢献を考えなければならない。(P78)

 

成果をあげるための秘訣を一つだけ挙げるならば、それは集中である。成果をあげる人は最も重要なことから始め、しかも一度に一つのことしかしない。 (P138)

 

本書は、普通の働く人たちのための本である。経営者のためだけの本ではない。(中略)ちなみに原題のThe Effective Executiveは、真意を訳せば「できる人」である。 (P230 訳者あとがきより)

 

 

いろいろなビジネス書が出ているが、「本書が原点」と言えるほど、仕事で結果を出すための本質的な事柄が凝縮された内容となっている。未読の方は、ぜひお読み頂きたい名著だ。