本と一言でいっても、いろいろありますよね。小説、エッセイ、ビジネス書、自己啓発書、実用書、専門書などなど。ここでは、本の種類について考えてみたいと思います。
「実読」と「楽読」の違い知ってますか?
読書に関して、まずは、樋口裕一さんが著書の『差がつく読書』で、紹介されている「実読」と「楽読」について触れてみたいと思います。
この二つの読書の両方があってこそ、人生は豊かになる。と、この本にあり、その通りかなと思います(自分も宮部みゆきさんの作品など好きですし)。ただ、このサイトでは、先人の知恵をダイレクトに活かすという点で、「実読」にスポットをあててみたいと思います。
広い意味での実用書って、好きな人が多いのでは?
広い意味での実用書って、料理本・ダイエット本・美容本・旅ガイドとか、いろいろありますよね。例えば・・・
これらの本、自分も好きですし、おそらく「本を読まないという人」も、こういう実用書は読んでいると思うんですよね。便利だし、すぐに役立つから。
では、いわゆる自己啓発書とかビジネス書って読んでますか?自分は、700冊ほど読んでますけど、実感としてすぐには役立たないけど、結果的にめちゃくちゃ役立ったなと思うんですよ。(もちろん、すぐに役立つものもあります)
「自己啓発書って読みづらい」って人、多いんじゃないですかね
といいながら、自分はお堅い自己啓発書、あんまり好きじゃないんですよ。王道の自己啓発書って『7つの習慣』とか、『原因と結果の法則』とかありますけど、たしかに凄く良いこと書いてあると思います(ワタクシなんぞが言うのもなんですが)。
ただ、自分の主観ですが、こういう本って表現が堅いし読みづらい本が多いんですよね。こういう厳格な本が、好きな方も数多くいると思うのですが、本を読まない人の多くは、もう少し読みやすい本が好きなんじゃないですかね?そして、お堅い自己啓発書と同じような事を書いてある読みやくて為になる本っていっぱいあるんですよね。
例えば・・・『7つの習慣』にある(一部の人には)有名な【影響の輪・関心の輪】なんて、『不動心』の【第2章コントロールできること、できないこと】と言っている事と、本質的には一緒だと思うし、自分には、『不動心』の方が響きましたよ。
また、『落ちこぼれてエベレスト』などの良いノンフィクションにも、著者にしかできない経験が詰まっていて、本当にリアリティがあるので、心に響くんですよね。
自分は、こういう読みやすくて為になる本を、もっと気軽でもっと広い意味で『自己けーはつ書』と呼んでいますが、読書の習慣が無い人は、こういう本から読んでみてはいかがですかね。結構、面白いですよ。
自分が、『自己けーはつ書』と呼んでいる本って、いわゆる「ビジネス書」「ノンフィクション」「新書」に多いんですよね。まぁ、先人の知恵を活用するという点に絞ると、どんな分類なのかカテゴリを意識する事自体に意味は無いかなと思いますので、興味があって自分の為になりそうな本を、どんどん読んでみたら良いと思います。
自己啓発書について触れたので、次にいわゆる成功法則についても触れてみたいと思います。
成功法則、何個ぐらい知ってますか?
成功法則と言うと、なんか怪しげな響きがありますが(笑)、自分は成功法則ってあると思っているんですよね。誤解が無いようにいうと、ここで言う成功法則って、『素直になる』『感謝の心を持つ』『笑顔を絶やさない』『時間を大切にする』『挨拶をする』などの、普遍的な事ですよ。
自分は、「成功」という言葉があまり好きではないので、言い換えると、「人生を楽しんでいる人に、共通している考え方や習慣」ですかね。原理原則ともよく言われますが。
まぁ、自分の場合は、もっと気軽な意味で「せーこー法則」って呼んでいます。そして、「せーこー法則」には、先人の知恵が詰まっていると思うので知っておいた方がゼッタイ良いと思います。例えば、ミリオンセラーになった『夢をかなえるゾウ』などは、非常に面白くて為になる、優れた「せーこー本」だと思うので未読の方や、本をあまり読まない人にもオススメですよ。
下記本のPart3にある「多くの成功本に共通する成功の法則 ベスト10」は、内容が秀逸だと思うので、一読をオススメします。
ただ、この本に書いてありますが、成功本を読んだだけで必ず成功できる訳ではないし、本には答えではなく、ヒントが書かれていると思って接した方が良いと思います。