多読と速読などの読書術について ~ 本が役立つとは知らなかった

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  次に、読書を進めるうちに気になってくる、多読(本を多く読むこと)や速読(本を速く読むこと)などの読書術について考えてみたいと思います。

良い多読と、悪い多読がある

  まず多読ですが、結論から言うと「良い多読」をする事を強くオススメしたいと思います。

「良い多読」とは、ちょうど、一人の医師の診断(これは、間違っている場合がある)を信じるよりも、セカンドオピニオン、サードオピニオンとして、複数の医師からの意見を伺う方が、より事実に近づけるようなイメージです。

一方、いわゆる「悪い多読」もあると思うので、多読に関して以下に簡単にまとめてみます。

「せんちえ」活用のための、多読術まとめ■ 「悪い多読」とは、いろいろな方法ばかり追いかけて、 結局、行動に結びつかずに、 全くアウトプットにつながっていないやり方。■ 「良い多読」とは、できるだけたくさんの考えを参考にして自分なりの意見・方法論をまとめ、それを行動に移してアウトプットにつなげていくやり方。

間違った方法で突き進まない為にも、より多面的に判断することが重要だと思います。偏った情報で判断せず、自分に合った良い方法で行動につなげるために「良い多読」をする事を強くオススメしたいと思います。

速読術は、2つに分けて考えると良いのでは

  次に、速読について。速読に関する本も、いろいろ出ていて(一部の人には)有名なフォトリーディングの『[新版]あなたもいままでの10倍速く本が読める』とか、『フォーカス・リーディング』、さらに『王様の速読術』などが有名どころですね。

あなたは、もしかすると全く本を読む習慣がなかったけど、このサイトを見て、「よしっ、これから本をたくさん読むぞ!」と燃えているかもしれません(ありがとうございます)。そして、「本を読むなら速読を真っ先に覚えて、効率的に読もう!」と思っている人もいるかもしれません。そういう人は、非常に頭が良いなと思いますが、それは止めて置いたほうが良いと自分は思いますよ。なぜなら・・・

自分の周りにいる読書好きの友人・知人100人ぐらいで、速読をできる人は確かにいるのですが、目の動かし方の技術など、訓練が必要な速読をすぐにできるようになったという話を自分は聞いたことが無いし、できる人は速読ができるようになる前から凄い読書家なんですよね。

(誤解が無いように言っておくと、自分は短時間に効率よく知識をインプットできる速読は出来た方がベターだと思っています。それと、関連してオーディオブックの2倍速聞きは、すぐにできるようになると思いますし、こちらは強く推奨します。)

本をパッとみて自分に必要なところだけを捉える(スキミングやスキャニング)と言われるような技術も、かなりの読書量・知識量の蓄積があってこそ、できるものだと思いますので、全く本を読んだことが、いきなり速読をやるのは、ものすごーーく難しいと思います。自分は、訓練系の速読は、本を週二冊以上読むのが習慣になってから考えた方が良いと思いますね。

(なお、泉正人さんが著書の『「仕組み」思考術』などで「何かの情報を得たときは、それが客観的な「事実」なのか、主観的な「意見」なのか見極める」のが大事と言われていて、自分もその通りだと思っていますが、このページなどで自分が言っている事は、「事実」ではなく、個人的な「意見」に過ぎないので、あくまでも参考程度にとどめてください)

ただ、速読には心構え系の速読というのも実はあって、こっちの速読は初心者の方も実践した方が良いと思います。イチオシ書籍の『仕事は、かけ算。』の、P212~215あたりにまとまっていますが、他の書籍なども参考に、速読に関して、以下にまとめてみようと思います。

「せんちえ」活用のための、速読術まとめ■ 目の動かし方の技術など、訓練系の速読術は、週に二冊以上、本を読むようになってから気にすれば良いかと。■ 下記の心構え系の速読術は、実践をオススメします。1.本は最初から最後まで、じっくりと熟読しなければならないものという、【変な先入観】を捨てる。(本の記述中、本当に大事なものは2割ぐらいと考える)2.せっかく本を買ったのだから、全部読まなければ もったいない。という【コスト意識】を捨てる。(一番大切なのは、自分の時間であると考える)3.ビジネス書などの場合「はじめに」と特に「目次」を重視して読み、【本の全体像や構造】を捉えてから読む。(全体を俯瞰する。また、今の自分に合わない本は読まない)

ちなみに、自分は訓練系の速読術は習得していないので、結構読むのが遅いです。でも、まだまだ習得する気がない。なぜかというと、いたずらにインプット量を増やすよりも、今あるインプットを確実にアウトプットにつなげていく方が大事だと思うからです。自分のように十分なアウトプットができてないと感じる人は、まずは速読よりも、「本を読んだだけで終らせないには、どうすべきか」に注力した方が良いかと思います。(驚異的な速読をできる人は羨ましいですが・・・)

読書術も奥が深いですが、大事なのは自分用にカスタマイズすること

  「多読・速読」以外にも読書術って、「本の選び方」「精読などの読み方」「整理法」など他にもいっぱいありますし、読書術に関する本も、有名なものだけでも20冊以上でてるんですよね。

自分は、こういう本もマニアックなほど読んでいますが、思うことは「人それぞれ多様なやり方があるなぁ」と。大事なのは、自分にあったやり方で成果が出る方法を見つける事かなと思います。

そういえば、ビジネス書の著者って「別の目的」がある場合があるって知ってます?それは、「自分のビジネスにつなげる」ことだったり、「人生の思い出づくり」だったり、「テレビや政界進出」だったり。本や情報にだまされない為にも、『影響力の武器』は読んでおいた方がよいかなと思います。『クロサギ』などの優れたマンガで免疫をつけるのも良いですね。重要なので何度も言いますが、決して情報を鵜呑みにしないことですね。何事も、「表があれば裏もある」、そういうものじゃないですかね。

読書術に関しては、上記の本も素晴らしいですが、下記の「THE 21 2009年10月号」が非常によくまとまっていると思いますので一読をオススメしておきます。

THE 21 (ざ・にじゅういち) 2009年 10月号

・良い多読と、心構え系の速読を実践するのが、オススメ。
   情報を鵜呑みにせず、じっくり自分に合った読書術をみつけよう。!

せんちえ流の読書術

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