【04|14】 本田直之さん「パーソナル・マーケティングセミナー」


あなたは、最近雑誌を読んでいるだろうか?ご存じない方もいるかもしれないが、雑誌社が主催する、セミナーというものもある。私が長年愛読している、日経ビジネスアソシエ主催の「パーソナル・マーケティングセミナー」では、自分プロデュース術を学ぶことができた。

seminar04
※参考:日経ビジネスアソシエ主催 スキルアップセミナー「最強の自己投資術」レバレッジ仕事術実践セミナー

 

◆ セミナーという名前ではあったが、実際は、講師の方の話をずっと聞いている形ではなく、近くの席の方と4人でチームを組んで、いろいろとディスカッションする、体験型のセミナー(ワークショップ形式)であった。

体験型のセミナーというのは、実践的で身に付く形式であると思う。

  • 自分の興味あることや得意なことを書きだして、タグリストをつくる。
  • 反対に、自分の興味の無いことや向かいたくない方向の、アンチタグリストをつくる。
  • 自分の強み・教えられる事を100個書き出す

などを行ったので、なかば強制的にいろいろと実践することになる。なまけものの私には、とても良い機会だったと思う。

 

◆ チームのメンバーは、

と、意欲の高い方ばかりで、非常に良い刺激になった。ワークショップ形式であると、自然と参加者同士、親しくなれるというメリットもあると思う。またチームの皆さんと話す中で、「自分では意識してなかった自分の強み」などを発見することができた。

 

◆ 余談だが、この日、偶然一緒に参加していた、私の友人の加藤正友さんが、2010年1月24日(日)に、『ビジネスパーソンのための 検索術実践セミナー』の講師を務めるとの事なので、私からも推薦させて頂く。 彼と話していると、「よくそんな事を、知ってるなぁ」と驚かされることが本当に多い。

 

◆ セミナーの内容もチームメンバも、素晴らしかったが、セミナーの値段は、30,000円(日経BP読者 25,000円)であった。ベストセラー著者の、本田直之さんのブランド力だろう、会場は満席であったが、正直な所、やはり高額かなという印象はする。(もっと高額なセミナーも多いが、1万円ぐらいのセミナーでもレベルの高いものは存在する) また、このセミナーの内容は、後日、書籍となって発売された。非常に体系だてて纏められており、値段も1,500円程度である。

実践についても、巻末に数々のワークが付いているので、本を買って「友人を集めて、ディスカッション」等をやれば、本セミナーと同じ事ができると思うので、少し悔しいくらいの良書である。それにしても、体系的に纏められ、なおかつリーズナブルな書籍というものは、最高に安い自己投資ではないだろうか。 個人のブランディングに関しては、下記の本は、訳文もユーモアに富んでいて読みやすく、非常に評価も高い。

◆ ただ、特別ゲストで来ていたお二人の、詳細なお話が聞け、お得感はあった。 ゲストのお二人とは、上記の本でも紹介されているが、歌手の絢香やSuperflyの音楽プロデューサーの【四角大輔さん】と、医師でありアスリートでもある、【湯本優さん】である。いろいろと刺激を受けたが、特に、私と同い年である湯本さんの

人生をクリエイトして行く

という、発言は、非常に感じるものがあった。やはり、実際に声を聞いたからこそ感じるものというのもあるから、セミナーに参加して良かったなと思う。

 

◆ また、近年は雑誌不況のようだが、雑誌は情報の鮮度が高く、役に立つものが多いので、もう少し業界が盛り上がって欲しいなと思う。「せんちえ普及」で本好き・雑誌好きが増えるように、本セミナーの内容を参考に、じっくり「せんちえのプロモーション活動」をして行きたいと思う。

※ なお、日経ビジネスアソシエなどの雑誌は、年間購読をすると、割引が適用される事が多いので、上手に活用したい。

fujisan.co.jpへ Memo04



関連する記事