守破離(しゅはり)が基本 ~ せんちえ思考とは?

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  「せんちえ思考」と名づけた考え方のベースとなるのは、武道や禅の教えとして有名な『守・破・離(しゅはり)』です。昔から受け継がれている言葉だけあって、非常に多くの「気づき」を与えてくれる言葉だと思います。

守破離(しゅはり)

守・破・離(しゅはり)は、おおむね上記の解釈になると思います。それぞれ一言でいうと、「守:基本」「破:応用」「離:独自性」と言えると思います。

2012年ベスト本

最初は、うまく行っているものをマネしてみる。結局、それが近道。

守・破・離の、「守」は、基本を【マネる事】でもありますが、マネをする事に抵抗を感じて、「何でもかんでも自分でやろうとする」人があまりにも多い気がします。変なコダワリを捨てて素直になれば、もっと近道が通れると思うのですが・・・。

夢をつかむイチロー262のメッセージ

「残業ゼロ」の仕事力

【マネる】という言葉より、良いものを【モデリングする】という言葉の方が抵抗が少ないかもしれませんね。自分もこの心がけをしてから、仕事でもスポーツでも、成果がでるまでの時間が大幅に短縮されて、だいぶ楽になりました。

やはり自分一人で経験できる事は、限られているので、他者から学ぶ姿勢、取り入れる姿勢は非常に重要だと思います。守破離の教えにも通ずる、この「良いものを素直に取り入れる姿勢」が、せんちえ思考の一番ベースとなる考え方です。

「守」・「破」の段階を踏んで、オリジナリティーを発揮する。

マネをすると言うと、「自分はオリジナリティーを重視するんだ!」という声が聞こえてきそうですが、それは「守」・「破」の段階を踏んでからの方が、結局、時間と労力の節約になるかなと思います。下記の言葉は、分かり易い言葉ですが、非常に深い言葉だと思います。

藤田晋の仕事学

守破離の教えは、スポーツや仕事だけに留まらず、さまざまな「成長のプロセス」では無いでしょうか。人生に役立つ非常に重要な考え方だと思います。上記で紹介した本はどれもオススメなので、より深く理解するためにも、ぜひ読んで見て下さいね。

・自分一人で出来る事は、限られているという事を、自覚する。・【基本】→【応用】→【独自性】の 段階を意識する。・「良いものを、ドンドン取り入れる姿勢」を持つ!

せんちえとは、身近なもの?

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