【本】「沢尻エリカの旦那さん」として知られる、高城剛氏の『サバイバル時代の海外旅行術』が役立つ件
メディアでいろいろと取り上げられている、高城剛氏であるが、著書を読んだことがあるだろうか?海外旅行に興味がある人はもとより、「旅行よりファッションという人」にも、『サバイバル時代の海外旅行術』を、お薦めしたい。
高城剛 氏のオフィシャルBlog
http://blog.honeyee.com/ttakashiro/
せんちえ風に、本書を一言でいうと
便利なアイテム満載!海外旅行に行く前に一度はチェックしたい本
本書を読むと、高城氏のイメージが、ガラリと変わるはず
目次は以下の通り。
序章 海外旅行後進国としての日本
第1章 海外と日本の旅行ガイド事情
第2章 21世紀のニュー・トラベルスタイル
第3章 CIAサイトから情報収集は始まる
第4章 旅のナビゲーターとしての携帯電話
第5章 旅の達人の七つ道具とパッキング術
あとがき
巻末付録 ○ 自作ガイド
海外経験が豊富な著者の、経験が詰まった良書だ。特に、第5章の「旅の達人の七つ道具とパッキング術」は、防寒アイテム・体調管理ツールなどが豊富に紹介されていて、参考になる。旅行ガイドブック選びの情報や、参考になるWEBサイトの紹介も多い。
以下の言葉を見ても分かるように、単に旅行に役立つ本にとどまらない点も、本書の魅力だ。
せんちえピックアップフレーズ
気に入ったフレーズを少しだけ挙げると、
(P9) 本書が掲げる最終的な目標は、「海外へ出て、自分の目で世界を見る」ということです。
(P28,29) 日本人の20代の70%が、自由に使えるお金をまず衣料品に使うと回答。この70%という数字は世界でダントツであり、少し異常だと言えます。(中略)趣味のためのお金を見た目に関するものばかりに使って旅行は二の次というのでは、いつまで経っても経験値や国際感覚は上がりません。
(P32) 電車が時間通りに来ないのは、日本以外の世界の常識ですが、スペインは本当に信じられないくらい電車が遅れることがあります。
(P99) 地図を100回見るより、一度自分で描いてみたほうが、街のことがより深く分かります。
(P108) 僕は、「ケイト・モスに会う」的な”やりたいこと”を、旅の前に必ず10個書き出すようにしています。自分で”やりたいことトップテン”をつくるのです。
他にも、いろいろと知恵の詰まった言葉が溢れており、旅行の心構えや楽しみ方の一助になるだろう。
「日本の常識は、世界の非常識」という言葉があるが、本書を読むと、いろいろと視野が広がる事は間違いない。高城氏への先入観を捨てて、一読してみてはいかがだろうか。
【本書を取り上げている、参考ブログ】
・内藤忍氏のブログ 「サバイバル時代の海外旅行術」を読むと、エリカ様と一緒でなくても旅行したくなる
・蔵前トラックⅡ : サバイバル時代の海外旅行術
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