【本】ワタミの渡邉美樹氏の半生を実名で描いた『青年社長』


経済小説を読んだことがあるだろうか?今回は、経済小説の第一人者と呼ばれる、高杉良氏が描いた『青年社長』をご紹介したい。40万部を突破したベストセラーだ。

 

 

せんちえ風に、本書を一言でいうと

ワタミの渡邉美樹氏の順調ばかりではないサクセスストーリー

 

下記のような、渡邉美樹氏の著作を読んで感銘を受けた人にはぜひ読んでいただきたい作品である。

 

社会人にも学生にもお薦め

目次をチェックしてみると

第一章   大卒のセールスドライバー
第二章   盟友たちとの回想
第三章   少年の日の決意
第四章   出逢い
第五章   会社設立
第六章   スカウト
第七章   産業スパイ
第八章   経営危機
第九章   飛躍へのチャンス
第十章   大企業との提携
第十一章 子会社化の誘い
第十二章 家族の絆

(以下、下巻)

第十三章 不振店舗へのテコ入れ
第十四章 FC・他店舗展開
第十五章 宅配業への進出
第十六章 資本の論理
第十七章 「和民」の立ち上げ
第十八章 撤退の経営決断
第十九章 店頭公開
第二十章 夢に日付を

とある。少年時代(回想)から、ワタミの東証2部上場までを描いているが、「上場までの苦労」「資本の論理」などの仕事面でだけでなく、「妻との出逢い」「祖母との別れ」なども詳細に描かれている。

 

せんちえピックアップ

下巻の解説にある、高杉良氏が経済小説の第一人者と呼ばれる理由を取り上げてみたい。

一つは、 取材の徹底性にある。細部の詰めが厳密なのだ。

 

もう一つの特徴は、臨場感にあふれる会話。である。もちろん人物描写も克明だ

 

「青年社長」の執筆にあたっては、渡邊美樹氏から日記も提供されたという事で、本当に詳細に描かれているように思う。個人的には、奥さんの出逢いの部分に、非常に感銘を受けた。上下巻と、骨太な内容だが、年末年始にでもじっくり読んでみてはいかがだろうか?

※ なお、2010年08月には、さらにその後を描いた、「新・青年社長」が発売されている。(参考  角川書店 「新・青年社長」 特設ページ

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