【本】マイケル・ジャクソンに興味がある人すべてに。『キング・イン・ザ・ミラー』
先週の10/16に、マイケル・ジャクソンに興味がある人に、注目の本が発売された。その名も、『キング・イン・ザ・ミラー』。この本は、小説であり、ビジネス書であり、音楽本である。
[追記]
>> 新刊JPニュース 『文芸界の“異端児”が描くマイケル・ジャクソン』
>> 47NEWS 『歌手マイケルの成功体験を小説化 清涼院流水さん』
本書の内容は、Amazonに掲載されている、「著者からの内容紹介」欄の、以下の記述が非常に的確だ。
この作品『キング・イン・ザ・ミラー』は、
マイケル・ジャクソンの生まれてから死ぬまでを描いた小説であり、
各章ごとに設けられたテーマに沿って成功哲学を学べるビジネス書でもあり、
そして、もちろん、マイケルの傑作群について語った音楽本でもあります。
191ページあるが、文字も大きくて読みやすく、2時間あれば読了できるだろう。
せんちえ風に、本書を一言でいうと
マイケル・ジャクソンの生涯で学ぶ、成功哲学。(+ 短時間で、マイケルの誤解がとける本)
ビジネス書好きにもお薦めの小説
Introduction 才能の謎、Chapter1 成功の謎、Chapter2 戦略の謎
Chapter3 再起の謎、Chapter4 栄光の謎、Chapter5 羨望の謎
Chapter6 失墜の謎、Chapter7 新生の謎、
FinalChapter 運命の謎、Outroduction 天意の謎、Anecdote 真実の告白
目次もビジネス書風だが、「Introduction 才能の謎」ではこんな記述がある。
天才と呼ばれる人たちは、例外なく、ほかの人たちよりも努力している。
このくだりでは、マルコム・グラッドウェル(著)『天才! 成功する人々の法則』を彷彿とさせたし、他にも、「Chapter1 成功の謎」では、
ナンバーワンになる人たちは必ず、そうでない人たちの何倍も練習し、経験を積み、いつ成功してもいいように準備をしている
という記述がある。他にも、こういった成功哲学の要素が多く、ビジネス書が好きな方にも楽しめる内容だと思う。
マイケル動画が見たくなる本
兄弟を含む関連人物が全員実名で登場するなど、もちろん小説としても、面白い。マイケル・ジャクソンの生涯が描かれており、時系列で代表曲も網羅されているので、読了後に、いろいろと動画が見たくなることだろう。
本のタイトルとも関連する、マイケルの代表曲「Man in the Mirror」の動画は、ぜひチェックしておきたい。
マイケル・ジャクソンの動画といえば、ムーンウォークを初披露した時の、Billie Jeanも一見の価値がある。(個人的には、この動画が一番のお気に入りだ)
他にも、「Thriller」や「Bad」などが、youtubeで気軽に見れるのだから、良い時代になったものだ。
translating “King in the Mirror” into English
大ヒット映画の「This is it」が、先日の9月22日(水)からレンタル開始された。「This is it」によって、マイケル・ジャクソンが再評価されたと思うが、本書によって、さらにマイケルの評価が高まりそうだ。「This is it」などで、マイケル・ジャクソンに興味を持ったが、もっとマイケルを知りたい人には、本書は、うってつけの内容である。
本書は、著者の公式サイトで、英訳版が出ることが予告されているが、実現すれば、海外でも注目が集まる、海外ウケする作品だと思う。
最後に、約9分40秒とやや長いが、構成を含めて、下記動画をお薦めしたい。感動の内容だ。
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